移住前に知りたい札幌市内の地名由来まとめ

移住前に知りたい札幌市内の地名由来まとめ

札幌の地域名の由来

札幌の旧地図

”札幌の地名の由来”はアイヌ語で”乾燥した広大な川”を意味する”サッ・ポロ””広大な・川”を意味する”サリ・ポロ・ペッ”からと言われています。

札幌に限らず北海道の地名の由来は大きく、”道外からの移住者の出身地域由来”、”アイヌ語の音由来”、”アイヌ語の意味由来”、”人物名由来”の4つに分けられます。

今回はそうした札幌市の地名の由来を区ごとに紹介いたします。

※地域名の由来には諸説あります。

 

区の名前の由来

札幌の10区は中央、東西南北の位置的な由来の他に5つの区があります。

区名 かな 由来
白石区 しろいしく この地を開拓したのが仙台藩の白石城主、片倉小十郎の家臣であったことから
厚別区 あつべつく アイヌ語で”カンボクの中を流れる川”を意味する”ハシ・ペッ”や”オヒョウダモのある川、または”魚のとれる豊かな川”を意味する”アッ・ペッなど諸説あり
豊平区 とよひらく アイヌ語で”崩れた崖”を意味する”トイェ・ピラ”から
清田区 きよたく 美しい清らかな水田地帯という意味から
手稲区 ていねく アイヌ語で”濡れている・もの”を意味する”テイネィ”から

中央区の地名由来

地域名 かな 由来
旭ヶ丘 あさひがおか 札幌中心部から見て西南に位置し、朝日の輝きを受ける高台であることから
大通 おおどおり 開拓時に札幌を南北に分ける火防線が作られのちに大通公園となったことから
界川 さかいがわ かつて旧円山村と藻岩村の境界を流れていた川から
中島公園 なかじまこうえん 豊平川と鴨々川に挟まれた地域を鴨々中島と呼んでいたことから 豊平川対岸は中島(なかのしま、のちの中の島)と呼び区別していた
盤渓 ばんけい アイヌ語で”川下”を意味する”パンケ”から
伏見 ふしみ 伏見稲荷が遷座されたことから
双子山 ふたごやま 2つの丘があることから
円山 まるやま ※円山・藻岩については別途補足
宮ケ丘 みやがおか 北海道神宮一帯が小さな丘となっていることから
宮の森 みやのもり かつては十二軒と呼ばれていたが、秩父宮雍仁親王と高松宮宣仁親王が来訪し、三角山や荒井山でスキーを楽しみ”宮様スキー大会”が開催されたことから

中央区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ⑩中央区の基本情報

北区の地名由来

地域名 かな 由来
麻生 あさぶ 一帯に亜麻工場があったことから
篠路 しのろ アイヌ語で”本当に水がある”を意味する”シノオオロオ”、もしは”川の縁”を意味する”シノロ”からと諸説あり
新川 しんかわ 人工で造られた新しい川であることから
新琴似 しんことに アイヌ語で”くぼんでいる所”を意味する”コッ・ネイ”から
太平 たいへい 地形が平坦であることと、大きく平和に発展することを祈念して
拓北 たくほく 北海道拓殖銀行の所有地だったことから
屯田 とんでん 篠路屯田兵が入植した地であることから
茨戸 ばらと アイヌ語で”広い沼”を意味する”パラ・ト”から
福井 ふくい 最初の入植者が福井県出身であったことから
百合が原 ゆりがはら 現百合が原公園に昭和天皇在位50周年の記念事業として記念広場が作られそこに世界中のユリが集められたことから

北区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ④北区の基本情報

東区の地名由来

地域名 かな 由来
雁来町 かりき 火災で焼けてしまったニレの木の枯木があったこともしくは雁がいたことからと諸説あり
苗穂町 なえぼ アイヌ語で”小さな川”を意味する”ナイ・ポ”から
中沼町 なかぬま モエレ沼北西にあった中野の中と沼の端の沼からとってつけられたことから
伏古 ふしこ 伏籠川がアイヌ語で”古い札幌川”を意味する”フシコ・サッポロ・ペッ”であることから
本町 ほんちょう
モエレ沼 もえれぬまこうえん アイヌ語で”静かな水面・ゆったりと流れる”を意味する”モイレペッ”から

東区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ⑤東区の基本情報

白石区の地名由来

地域名 かな 由来
川下 かわしも 厚別川の川下にあったことから
菊水 きくすい 京都に住んでいた菊亭脩季公爵が約50ヘクタールの土地の払い下げを受け菊亭農場を経営したことと豊平川の水たして付けられたことから
北郷 きたごう 岩手県から移住してきた人々により開墾され、本通より南部にあったことから
栄通 さかえどおり 白石と豊平の境界のど悪露が通っていたことから界通と呼ばれていたが、市域の繁栄を願って
南郷通 なんごうどおり 明治15年に月寒地区から移住した岩井澤七兵衛らにより造られ、本通より南部にあったことから
東札幌 ひがしさっぽろ 国鉄の東札幌駅と東札幌郵便局があったことから
平和通 へいわどおり 以前は本通と呼ばれていた地域で、白石神社区画整理事業により整備が進められた際に地域住民の平和を願う意味でつけられたことから
本郷通 ほんどうどおり 本通と南郷通から1字ずつ取ってつけられたことから
本通 ほんどおり 明治4年に移住してきた仙台藩の白石城主、片倉小十郎の家臣の人々が、最初に造った道路であることからつけられたことから
米里 よねさと 水が豊かであった事から早くから稲作が行われていたことから
流通センター りゅうつうせんたー JRや国道12号、南郷通、道央自動車道などの交通網を利用した道内物資の物流拠点として整備されたことから

白石区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ⑥白石区の基本情報

厚別区の地名由来

地域名 かな 由来
厚別 あつべつ アイヌ語で”カンボクの中を流れる川”を意味する”ハシ・ペッ”や”オヒョウダモのある川、または”魚のとれる豊かな川”を意味する”アッ・ペッなど諸説あり
大谷地 おおやち かつて湿地帯(谷地)であったことから
野幌 のっぽろ アイヌ語で”野の中の川”を意味する”ヌプ・オル・オ・ペッ”から
もみじ台 もみじだい 先行する団地であるひばりヶ丘が春、青葉町が夏を連想されることから秋を連想させる名称としてつけられたことから

厚別区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ⑦厚別区の基本情報

豊平区の地名由来

地域名 かな 由来
水車町 すいしゃまち かつて精米、製粉などのための動力源として水車小屋が建てられていたことから
月寒 つきさむ アイヌ語で”我々・こする・もの”を意味する”チ・キサ・プ”または”丘・の外れの・下り坂”を意味する”トゥ・ケシ・サプ”など諸説あり
豊平 とよひら アイヌ語で”崩れた崖”を意味する”トイェ・ピラ”から
中の島 なかのしま 豊平川とその支流である精進川に囲まれた、大きな中島であったことから
西岡 にしおか 月寒地区の西側に位置し、丘陵地帯となっていることから
羊ケ丘 ひつじがおか 月寒種羊場が設置されたことから
平岸 ひらぎし アイヌ語で”崖の・尻の・ところ”を意味する”ピラ・ケシ・イ”から
福住 ふくずみ 福住寺からとったとも幸福が住むようになど諸説あり
美園 みその 花園のように花畑が広がっていたことから

豊平区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ⑨豊平区の基本情報

清田区の地名由来

地域名 かな 由来
美しが丘 うつくしがおか 住宅街を造るにあたり里塚と分けるためにつけられたことから
北野 きたの 厚別の北に広々と広がる原野という意味から
清田 きよた 美しい清らかな水田地帯という意味から
里塚 さとづか 札幌の中心部から三里程の位置であったことから三里塚と呼ばれていたことから
真栄 しんえい 神様のお恵みでますます栄えるようにとの願いをこめてつけられ後に真栄とされたことから
平岡 ひらおか 平らな丘であったことから

清田区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ⑧清田区の基本情報

南区の地名由来

地域名 かな 由来
硬石山 かたいしやま 札幌硬石の採掘が出来る硬石山があることから
川沿 かわぞえ 豊平川に並行していることから
北ノ沢 きたのさわ 川沿地区より一段高い丘陵地帯の北側に位置し、南を南沢、中央を中ノ沢とつけられたことから
芸術の森 げいじゅつのもり 札幌 芸術の森が建てられたことから
小金湯 こがねゆ 湧き出す温泉の色が黄金色に見えたからや砂金がとれたからなど諸説あり
定山渓 じょうざんけい この地域に温泉の存在を確認し湯治場をつくり、定山渓地区の開拓に貢献した美泉定山の名前から
白川 しらかわ 豊平川に流れ込む川があったことから
澄川 すみかわ 精進川が流れていることから
滝野 たきの アシリベツの滝があることから
砥石山 といしやま 水成岩の砥石が採取されたことから
常磐 ときわ 常盤木の森林が多いことから
豊滝 とよたき 滝が多かったことから
中ノ沢 なかのさわ 川沿地区より一段高い丘陵地帯の中央に位置し、北側を北ノ沢、南を南沢とつけられたことから
藤野 ふじの 藤の沢と野の沢が合わさってでき。の頭文字をとってつけられたことから
真駒内 まこまない アイヌ語で”背後にある川”を意味する”マク・オマ・ナイ”から
簾舞 みすまい アイヌ語で”渓谷にある川を意味する”ニセイオマップ”が訛って”ミソマップ”から
南沢 みなみさわ 川沿地区より一段高い丘陵地帯の南側に位置し、北を北ノ沢、中央を中ノ沢とつけられたことから 2つの地域との混合を防ぐため南沢とつけられた
藻岩 もいわ ※円山・藻岩については別途補足

南区の基本情報はコチラから → 南区エリア 札幌移住前に知りたい基本情報①

西区の地名由来

地域名 かな 由来
小別沢 こべつざわ アイヌ語で”仕掛け弓を置く”を意味する”ク・オ・ペッ”から
西野 にしの 西に位置する平坦な土地だったことから
西町 にしまち 西区から手稲区が分区する際、住民からの公募で手稲東から変更されたことから
二十四軒 にじゅうよんけん 辛未一ノ(しんびいちの)村全50戸のうち移転、分散した戸数が二十四軒だったことから
八軒 はちけん 山鼻付近から移住してきた東本願寺移民と呼ばれた人たちの戸数が八軒だったことから
発寒 はっさむ アイヌ語で”サクラドリ(=ムクドリ)のいる・川”を意味する”ハチャム・ペッ”から
福井 ふくい 福井県から移住してきた人々により開墾されたことから
平和 へいわどおり 水田耕作を志した苦労に苛まれた開拓者たちの願いがこめられてつけられたことから
宮の沢 みやのさわ 中の川の沢地の一角に小祠(後の上手稲神社)をまつったことから
山の手 やまのて 丘陵地帯としての土地柄から

西区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ②西区の基本情報

手稲区の地名由来

地域名 かな 由来
稲穂 いなほ 稲の穂がたわわに実ることを夢見て、開墾に全力を傾けた先祖の苦労をしのんだことから
手稲 ていね アイヌ語で”濡れている・もの”を意味する”テイネィ”から
星置 ほしおき アイヌ語で”崖の・その下”を意味する”ペシポキ”から
前田 まえだ 旧加賀百万石の藩主前田利嗣侯が明治27(1894)年、失業した武士のため開いた前田農場の名前から

手稲区の基本情報はコチラから → 札幌移住で住みやすいおすすめ区情報 ③手稲区の基本情報

円山と藻岩の不思議

”藻岩(もいわ)”はアイヌ語で”小さい山”を意味する”モイワ”から来ていると言われていますが、”藻岩山”アイヌ語で”モイワ”と呼ばれたことがありません。

実は”円山(まるやま)”が”モイワ”と呼ばれていました。

その”モイワ”は近くに”円山村”があったためそのまま”円山”という地名になり、そのかわりに今の藻岩山に”モイワ”が当てられ、付近が”藻岩”と呼ばれるようになりました。

元々藻岩山はアイヌ語で”いつも眺める所”を意味する”インカルシペ”と呼ばれていました。

藻岩山についてはコチラから → 南区エリア 札幌移住前に知りたい基本情報①

この記事のまとめ

いかがだったでしょうか?

これを機会に自分の住んでいる地域の歴史に触れてみるのも良いかもしれません。

意味を知ることによって元々どういった土地だったかを知ることが出来る